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成人合宿?

そういうのがあって結構話題になってるらしい。詳しく見てみるとBMI値で極端なデブとガリを弾いたり、年齢制限があったりで面接もあるから相手からクレームが来そうなやばい人は排除するんだろうな。でも、ここまでお膳立てしてもらって10万円以上払うなら風俗でもいいんじゃないの?童貞のコンプレックス云々と主催者が言っている記事があったけど、自分で相手を見つける事が出来たというのがないと風俗に行った「素人童貞」と同じコンプレックスは残るだろうから。女性心理はよくわからないけど、今のところ女性の参加希望者は0らしい。

テーマ : 恋人いない年数=年齢
ジャンル : 独身・フリー

渡部伸「中年童貞」

帯に「少子化問題は童貞問題である」にでっかく書いてあったのが面白くて借りてきたけど、図書館の窓口に持っていくのは正直恥ずかしかった。第一章は統計を引用して中年童貞がこんなにいる!という内容でつかみみたいなものか。
面白いのは次の第二章で「全国童貞連合」の会員と対談している部分。童貞を捨てる必要は無いと主張する「保守派」や性欲自体を無くしてしまおうという「解脱派」という人が出てくる。最初に出てくる矢野さんというのはネオニートの本にも出ていた人だ。恋愛の快楽は二次元で十分得られると「電波男」みたいなことを言っているので調べたらこの本の方が後だからもろに影響を受けたのかも。でも、「恋愛なんてできなくてもいい」と誰かが声高に叫ぶ必要がある、そうじゃないとつぶれる人間が出てくる。僕は非モテを救いたいという発言を読むと何だかすごい人のような気がしてきた。
次は大新聞社に勤めているという朝田さんで、コストを考えれば恋愛より風俗のほうがいいと言っているけどなぜか童貞のまま。バブル崩壊後の90年代は金ではなくセンスの時代になって、センスなんて簡単に手に入るものではないからさらにハードルが上がったという話になっていって、これはそうかもしれない。一昔前はホットドッグプレスとかのマニュアル本があったけど今はそういうものを読む行為自体が痛いことになってしまって手がかりも無い時代になった気がする。あと、「デトックス、ヨガ、岩盤浴、マッサージ・・・くっだらねえ。男にしてみればそんなのは女が忌み嫌うアキバ系と同じなんだよ!」「そういうものに触れる自分に酔うナルシシズムが嫌ですね」これがスイーツ(笑)という言葉のルーツかもしれない。この本が出た時期の方がスイーツ(笑)が流行った時期より早いみたいだし。
最後は解脱派の梅本さん。ネットで女性ホルモン剤を買って飲んだら性欲が治まったけど、胸が膨らんできたから止めたそう。これはもっと違う薬でどうにかならないだろうか?海外で性犯罪者に性欲を抑える薬を処方するという話を聞いたことがあるけどそういうものとか。そして性欲を無くしてみてものすごく男性差別が激しいとわかったそうで、世の男性が怒りの声をあげないのは性欲を成就させようとしているからと指摘している。これは真実の一面を言い当てているけど、強調すると逆に非モテだから男性差別について騒ぐんでしょ?と揶揄されかねない諸刃の剣だ。
この章に出てきた人たちは極端だけど、そうでなく童貞を捨てたい「改革派」の著者、渡部もどうなんだろう?と思った。恋愛には人間としての成熟や人格形成に向けたよきものがあるなどと書いていて、そうなると出来ない自分(たち)は駄目という劣等感を産んで自らを傷つけることになってしまうんじゃないか。
第三章はナンパ塾や行政による出会い支援、ネット上の結婚仲介サイトを紹介しているけど、ナンパ塾は1回3万円かかり、仲介サイトの会員資格には男性は安定収入があることなどとある。第二章のアンケートでは童貞の69%が年収200万円以下と答えているのだからこれを読まされたところで出来ない人の方が多いだろう。企画として無理が無いか?
第四章は中年処女がテーマで最後はラブコールみたいな感じになっていた。それはいいとしても、「男性より苦しい中年処女」という見出しにはちょっと引っかかる。男性は仕事や趣味に生きているという形で自分に誇りが持てるなどとあるけど、女性だってできるだろうし、男性の性欲の強さについてこの章で書いているのだから成就できない辛さだって男性の方が強いと考えるのが筋だろう。これぞ性欲を成就するために媚びている状態じゃないか?
第五章は室井祐月、恋愛投資家(って何だ?)のフェルディナンドヤマグチと渡部、朝田さんの対談。最初は言い合いをしていた室井と朝田さんが恋愛は男にとってコストがかかりすぎること、マスコミが恋愛してないとおかしいような報道をするはおかしいという点でなぜか意見が一致したのが面白かった。ただ、保守派の少子化に対する提言として「もてる男女で多夫多妻制にして子供を増やせばいい」というのがあるそうだがそれは全く賛成できない。子供を増やすだけならともかく、絶対子育てに税金で補助をよこせと言い出すに決まっているから。大新聞社の社員とかデイトレで稼いでいるとかで金に不自由してないからそんなの気にしないのだろうけど、そうでない人間にとってはたまらん。赤川学の言うように特定のライフスタイルが優遇されてはいけない。その後は渡部の恋愛相談に室井、ヤマグチが乗って励ますような展開。自己主張すると言い合いになるけど、へりくだって下の立場になると風当たりは弱まるってことだろうか。渡部個人の相談で一般論になってないからどうかとも思ったけど、次にくらべればまだまし。
第六章は渡部の昔の失恋体験談が延々と続く。著者個人に興味があるわけじゃないから読んでどうしろというのかと思った。何度も自慰をネタにしているのには同性としても引くくらいで、わざともてなくなろうとしているように見える。この本全体の感想としても、個人的なことを書くのか中年童貞の全体像を描くのかはっきりしないなという印象。学者やプロの物書きじゃないから仕方ないといえばそうだけど。

赤川学「子供が減って何が悪いか!」

子供手当てに納得がいかないのでこの本なら溜飲を下げられるかと思って借りた。前半では男女共同参画は少子化対策にならないという事が統計を使って説明されている。統計の専門用語を使っているので正直読みにくいが、学会でそう発表したら推進論者の女性にずっと睨みつけられたという部分は笑えた。著者は少子化対策にならなくても男女共同参画は必要という考えらしいが、こういう嘘が無かったら現状まで進んでいたか疑問だ。そして一度変わったものを元に戻すのはもう困難だ。後半では少子化は止められないのでそれを前提にして社会全体で負担するべきだとして年金について書いたりもしているが、子供は消費財か公共財かという部分が特に面白かった。「子供を産まない人は他人の子供にただ乗りして老後を過ごすフリーライダー」だという批判への反論だ。これはなかなかされない議論だ。独身者はすでに公教育を使わないのに税負担しているとか、産みたい自由には支援をされるのに産まない自由には何にも支援されないのは選択の自由を保障しないとか。ただ、親のライフスタイルに左右されないからという理由で当時野党だった民主党の子供手当て案には賛成しているけど、親の所得が高くなったのは選択の結果だけではないので制限してもいいと思う。あと、選択の自由としてしてもしなくても何の利益も不利益も受けないことというのは賛同できるけど、「性への自由」と「性からの自由」などと書いてあると結婚はともかくセックスしないというのは自分で選択したことだっけ?と思う。性欲がないとか生々しいのが苦手という人はともかく、少なくとも自分は実はもてないから選ばされているだけなんじゃないかという気がしてきて賞賛すべきものには思えなかった。

SAPIOの表紙に「中年童貞」の文字が

門倉貴史が統計を使って書いた淡々とし過ぎた文章。でも当事者が名乗っては書きにくいだろうし、マスターベーションしながら死ねとか言われるのがおちかも知れない。年収が低いと結婚対象から外されるし、非正規は短期間で職を転々とするから人間関係が築きにくい。低賃金では長時間労働しないといけないので合コンに行く暇もないし、行っても自分だけ低収入では周りに馴染めない。そこで風俗に行こうとしても高いのでワーキングプアには無理という内容。独身男性の25%は交際経験なしとあったが、同世代の何%が独身なのか書いてなかったので全体のパーセンテージが分からなかったのが残念。民主党の子供手当てに結婚できた高収入世帯への援助にはなってもこういう人々の役には立たないとまともな批判がしてあったが、こういう意見は本当に無視されている。あと、三浦展が低所得者は昔は工場に勤めていたので土日休めたけど、今はサービス業で深夜や休日に高い給料のために働いている、多少不便になっても店舗を休むべきと書いてあった。三浦を認めるのはしゃくだがこれは正論だと思った。ただ、この特集と関係の無い連載では大前研一が競争に勝ち残れない若者には死ぬなら死ねというべきなどと書いている。何度か出た選挙に当選しなくてよかった。

犯人の人間関係

Excite エキサイト : 社会ニュース
この事件について書き残したことをいくつか。犯人がまじめだとかおとなしいとか言われているが、派遣が不真面目だったらすぐに首を切られるのだから不真面目な派遣なんてめったにいないんじゃないかと思う。事件を起こしたことによって派遣の問題を社会が考えるようになったが、真面目にやったら派遣という制度を支えてしまうだけだ。こういうのを逆説というのだろうか。そんな主従関係の相手はたとえ人生を捨てようと考えていたとしても、赤の他人より刺しにくかったんじゃないかと思う。たまたま町で出会った人に切れるよりも、しばらく付き合いのあった人に切れるほうがエネルギーを使う感じがする。元同僚は携帯での書き込みを見て、そんな風に思っているとは知らなかった、言って欲しかったというようなコメントをしていたが、やたら入れ替わりの激しいところでは表面的な関係以外築きにくいだろう。ただでさえ学生時代より利害がからむから社会人になってからは友人が出来にくいというし。あと犯人はもてない原因は不細工だからとやたら顔を強調していて、不細工でも恋愛している男だっているとブログで反論する人もいたが、性格とかでもてなかったらそっちの方が致命的だ。異性を顔で選ぶという相手を批判することは出来るが、異性を性格で選ぶという相手は正義で、その選に漏れた方が悪になる。そこまで考えないようにするのが精神の均衡を保つにはいいのかもしれない。
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ワーキングプアという最低の身分にいた者です

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